高齢者&障害者の在宅でのパソコン支援活動
2009_No3
パソコンが普及して、現在では自宅でパソコンを使用する高齢者や障害者が増えています。
パソコンが順調な時は快適に動き、生活を便利にしてくれますが、一旦不具合が発生すると“大変”
今迄、快適に使えていただけに困ってしまうのが現状です・・・
高齢者や障害者の方は、身近に相談する人も少なく、電話をかけても専門用語の羅列で訳が分かりません。
ノートパソコンの場合に持って出かけようとしても足腰の悪い方にはちょっと大変・・・
またプリンタ等の周辺機器が接続されているとケーブルを外してしまうと大丈夫・・・と不安に思う高齢者も多いようです。
そんな問題に対して、高齢者や障害者の自宅を訪問してパソコン支援する在宅支援活動を現在行っています。

【平成21年12月5日(土) 訪問】

氏名:Kさん(男性)
年齢:85歳(大正13年生)
住所:名古屋市昭和区在住

若いころから商売熱心で鉄工所を経営したり、ペットショップを営んだりと精力的に生きてみえました。
ペットショップのオーナー時代に、重たい犬を持ったことから腰を痛め、現在では歩行には電動カートを使用しています。

≪依頼内容≫
①インターネットで株のネットトレードをやりたいが、証券会社の口座の開設の仕方がよく分からないので、そばに付いて一緒にやって欲しい。
②腰のリハビリも兼ねてプールへ行きたい。近くにある名古屋市営の温水プールの情報を知りたい。

≪対処方法≫
①ネット上の証券会社のホームページを開き、口座開設のマニュアルを読んで、Kさんと一緒にウィザードに従い口座開設の作業をしたが、専門用語の難しさと、文書の多さに閉口しながらも開設に成功!!数日後に証券会社から書類が送られてくるようです。
また、ヤフーファイナンスの無料のサイトもあり、ポートフォリオに専用のフォルダーを作った。
②名古屋市のホームページからスポーツ施設の「プール」を探し、場所や営業時間・料金を調べた。
③パソコンの設定について、高齢者になるとどうしても視力が衰えるので、アイコンや文字サイズを大きくする設定を「画面の設定」で行った。

※高齢者の方とお話をすると、その方が長年生きてきた重みをつくづく感じます。
「苦労も多かったが・・・」と言いながらも、本当にいい顔でお話をされます。
人生の大先輩の方々の生のお話を聞かせて頂き、帰る時には心も成長している自分がいました。 この活動の冥利に尽きます。


パソコンの操作で頑張る高齢者 「人生まだまだこれから・・・」
と元気なKさん
「ネットトレードを頑張るぞ・・・」
目がきらきら輝いていました
パソコンの操作で頑張る高齢者

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