NEET支援のパソコン指導に奮闘中!
私は、平成16年11月より【作業所・ライフアート】(ニート支援の作業所・毎週木曜日にパソコン指導)、
平成17年4月からは、【作業所・
情報センターノア】(ニート支援の喫茶活動を通した作業所・毎週月曜日にパソコン指導)を行っています。
この度、これらを運営する
特定非営利活動法人名古屋オレンジの会http://orange-net.info/nagoya/)が、ニートに対する報告書を作成されました。
その報告書に当方が掲載されました。

ニートとは?
働かず、就職活動もせず
学生でもなく、職業訓練も受けず・・・と世間ではいい加減な者とか甘えている者とか・・・いう印象を持ちます。私もこの作業所と知り合う前までは、このような印象を抱いていました。
しかし、約1年半 彼らと係ってきてニートになった原因を理解していくと、一概にこれらと決め付けることはできないことを感じました。
それは、多かれ少なかれ精神的に何らかの障害があるということです。
ADHD(注意欠陥多動障害)・LD(学習障害)・鬱病・自閉症・被害妄想等々
ある女の子はレイプに遭い心を閉ざしました。
決して心を開きません。絶えず被害妄想で敵対心を持ちます。
ある男性は50歳過ぎてますが、一度も働いたことがありません。
学習障害があり、極端に数字が弱くそれを気にして外界と接することを拒否していました。
ある30代の男性は、自閉症で人とは一言も話しません。
怖いぐらいダンマリを通します。
絶えず教室内をぐるぐると意味もなく歩き回っている20代の男性等々
毎週パソコン指導に行ってますが、最初は面食らいました!
まったく反応がなく、嫌われているかと思いました。
しかし、それが彼らの常識で正常な姿なのでした。
彼らの共通点があります、それは皆、真面目で素直で賢いということです。
しかし、とてもシャイで内向的で、世渡りが下手ということです。

当方の記事内容のページ

報告書の表紙 【報告書の表紙】

NEETの若者の特性、受入先での様子について
        シュヨーネット 河島正幸
 NEETと呼ばれる若者に対して、共通して言えることは、皆さん“くそ”付くくらい「真面目」であるということです。そしてとてもシャイで人付き合いが非常に苦手。受入先でも余り話さず、黙って下を向いている方が多かった。しかし、本当はもっと人と話したく、人の輪に入りたくて仕方がないのではないかと思います。しかし、それができないもどかしさ、心の葛藤に悩んでいる状態だと思います。
 受入先の脳卒中障害者の作業所では、重度の身体障害者が電動車椅子で、片腕で、片目で、震える指で真剣にしかし楽しそうにパソコンのキーボードを打っています。その姿を見たNEETの若者には、ショックがあったようです。長年の引きこもりで、余り社会参加をしていなかった彼達にとって、それはある種のカルチャーショックだったと思います。これを切っ掛けに福祉に興味が出て、今後の目標が見出せた方もいたようです。
 このような就労訓練で、少しだけ背中を押してあげることによって、彼達は大きく前進します。今回の訓練の成果ではないかと感じました。

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