点字教室

5.点字の構成

点字は、縦3点、横2点の6つの点の組み合わせで構成され、

この単位を「マス」といいます。

この6つの点は凹面(点字を書くほう)から見て右上から下へ、

@の点、Aの点、Bの点、左上から下へCの点、Dの点、Eの点

といいます。

(画像)楽しく点字を学びましょう・・・画像は指文字

◎ 五十音    ※ここからの点字は凸面(読むほう)になっています。

点字の五十音は、母音を表す@・A・Cの点と、子音を表すB・D・Eの点によって構成されています。ただし、ワ行はア行を最も下の位置に下げ、ヤ行はそれに4の点を加えて表します。
従って、「ア・イ・ウ・エ・オ・ ・ ・ ・ ・ 」の点字を覚えてしまえば、あとはそれにどの点を加えるかで、五十音の点字を簡単に覚えることができます。

「カ行」は、母音にEの点を加えます。         

「サ行」は、母音にDEの点を加えます。        

「タ行」は、母音にBDの点を加えます。        

「ナ行」は、母音にBの点を加えます          

「ハ行」は、母音にBEの点を加えます。        

「マ行」は、母音にBDEの点を加えます。       

「ラ行」は、母音にDの点を加えます。         

「ワ行」は母音をそのままもっとも下の位置に下げます。 

この「ワ行」にCの点を加えたものが「ヤ行」となります。

◎ 濁音・半濁音
濁音符(Dの点 )・半濁音符(Eの点 )を前置します。墨字で「ば  」や「ぱ   」を書く時は、「は 」を書いてから濁点や半濁点を付けますが、点字は指先で1マスずつ順番に読みとっていきますので、読み直しや後戻りをしない表記が大切になります。そのため、濁音・半濁音の場合は1マス目に濁音符などを書き、次のマスに清音を書きますので2マス使うことになります。

◎ 拗音(ようおん)・拗濁音・拗半濁音

それぞれ、拗音符(Cの点 )・拗濁音符(CDの点 )・拗半濁音符(CEの点 )を前置します。何となく、「きゃ・きゅ・きょ・  ・  ・   」は「か・く・こ・ ・ ・ 」に発音が似ているような気がしませんか!

◎ 促音(そくおん)・長音・撥音(はつおん)

つまる音・のばす音・「ん」で、促音符(Aの点 )・長音符(ADの点 )・撥音符(BDEの点 )を使います。日本文中、単一で用いることのない音です。

◎ 特殊音: 外来語を日本語として音読みするときや擬音などに使われる文字です。

☆ 句読符: 、   ・   。   !   ?  などです。

「。」の後は2マス空けます。

「!」「?」が文末にくるときは2マス空け、それ以外は1マス空けです。

「、」「・」の後は1マス空けます。

☆ 前置符(ぜんちふ)

先にも触れましたが、6点点字では63種類の組み合わせを作ることができます。ところがそれだけでは数字や特殊記号などを含めたすべての文字を書き表すことはできませんので、同じ形の点の組み合わせを重複して使う必要が有ります。たとえば、数字を書く時には次にくる文字は数字ですよという「符号」を前置してから数字を書きます。

 

☆ 数字:数符

数字は「ア行」「ラ行」と同じ点を使いますので、つぎの文字が数字であることを知らせる「数符 」を前置します。

☆ アルファベット:外字符

日本文中でアルファベットが使われるときには、次の文字がアルファベットであることを知らせる「外字符」を前置するか、「外国語引用符」で囲んで表記します。


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