ま(4)



[8] 【目にものを言わす練習ポイント】

「それなら自信がある」と思い込んでいる人ほど意味のない表情をしているものです。

@話を聞いてのリアクションが、相手に与えるインパクトになる。
(リアクションは理解度によって異なるが、ことば以上に相手に与えるインパクトが強いもの。それを意識することで、武器となる)
A自分のことばにこころを通わせる。
(どんなに勝れたことばの羅列よりも、真に理解していなければ「絵に描いた餅」。しかも、それが目に表れる)
B相手の話を一言半句もらさずに聞く。
(相手の話に集中できれば、あなたのリアクションは本物になる)
Cできるだけのことばをおさえ、目だけで話す訓練をしてみよう。
(特に感情の表現はことば以上に伝わるもの。微妙なニュアンスは目に語らせることで、イニシアチブが取れる)

話すも聞くも眼が主役。それが「会話力」だ。


[4] 【目線の練習ポイント】

「目の習性なんて意味ないよ」と思っている人ほど無茶苦茶な目線で損をしているものです。

@目線を移動するときの感覚をつかむ。
(左から右へと、右から左への感覚は同じか。スムーズな流れ、抵抗感を持つ場合など、できるだけ多くのケースを頭にインプットしておく)
A小道具を左手、右手に持って話すときの感覚を体験する。
(左手では相手の目線はあなたのほうに注がれ、右手の場合は物のほうに強く注がれることが多い)
B黒板やパネルなどを使っての立ち位置は向かって右側で。
(人形浄瑠璃でも音声の義太夫は上手。黒板、パネルの右側に立つと効果大)

小道具も持ち方によって説得力が増す。


[3] 【目を見て話すための練習ポイント】

「おれは平気だよ」と思っている人ほど、実際は相手の目を見られないものです。

@相手の話を聞くときも目線を合わせること。
(話す相手の息遣いに合わせてうなずいてあげよう)
A“聞いてあげる”のサービス精神をもつ。
(心から聞いてあげようという気持ちで接すれば、自ずといい表情になる)
B自分が話すときは、強く意識して目線を送る。
(目線が強ければ強いほど、相手はあなたの話を聞かざるを得ない)
C聞くときも話すときも相手の「おでこ」に焦点を合わせる。
(目に焦点を合わせると どきどきしがちだが、おでこなら大丈夫。要練習)

聞くも語るも強い目線が功を奏す。


[2] 【目の動きの観察ポイント】

「おれの目は落ち着いているよ」と信じている人ほど焦点が定まっていないものです。

@目が合っている時間、動き、表情などは、心の変化によって変わる。
(お互いの目が合っているとき、離れている時の時間を測ってみる)
Aお互いの目と目が長く合っているときは、特別な状況の場合だ。
(その話にすごく興味を持ったとき、怒りや抗議、喧嘩などの場合であり、特に喧嘩は目を反らしたほうが負けのことが多い)
B会話でイニシアチブをとっている人の目線は非常に強い。
(やはり相手の目を見ている時間は長い。しかし、ほんの少しだけ。それでも相手より長いところに意味がある)

相手より、一秒でも長く見つめたほうが有利。