平成19年度独立行政法人福祉医療機構 「長寿・子育て・障害者基金」助成事業 “パソコンによるニートと高齢者の交流事業”

◎この助成事業は、現在社会問題化しているニート(若年無業者)の若者と情報弱者になっている高齢者に対してITを活用して交流してもらい、ニートの若者には働く意義と意欲を、高齢者には介護予防と情報格差解消を目的にした事業です。
◎事業内容は、ニートとジョブコーチ(ニートのサポーター)が、ディサービスセンターで高齢者にパソコンのセミナーを開催します。そのセミナーで興味の湧いた高齢者に、ニートとジョブコーチが協力して高齢者に個人(グループ)指導をしていくものです。

「ビジネスマナー・パソコンインストラクターの心構え」テキスト作成とニートや高齢者の特性の勉強会

①作成目的・内容
ニートの社会参加へ向けてビジネスマナーやパソコンインストラクターの心構え等のテキスト作成やニート自身の特性や高齢者の特性を理解し把握するための勉強会を行い就労支援を促進する。
②構成員
ニートの若者及びジョブコーチ12人その他協力者2人
③講師:当会代表 河島正幸
④作成会議及び勉強会の回数及び場所
414日・21日・28日の各土曜日 午後1時半から約3時間 (名古屋市北区内の会議室)
⑤配布先
ニートの若者及びジョブコーチその他で合計20


作成した「勉強会用テキスト」 作成した「勉強会用テキスト」
作成した「勉強会用テキスト」の表紙 作成した「勉強会用テキスト」のページ
「勉強会」の会場風景 「勉強会」の会場風景 「勉強会」の会場風景
「勉強会」の会場風景 「勉強会」の会場風景 「勉強会」の会場風景

【ニートの感想】
日頃接することがあまりない年齢層の方々の話が聞けて楽しかったです。自己紹介は緊張して話さなくてもいいようなことを言ったような気がします。時間が押して長くなったので少し疲れました。 30歳代男性 今回のパソコンによる引きこもりと高齢者の交流事業は、世代の違う元気な高齢者、そして脳卒中後遺症の方々と二つの事業をやっていくことに、やや緊張感があります。パソコンの指導の前に、まず一緒に参加する方々とのコミュニケーションをどう取っていくかが課題です。この不安が何度かやった後に取り越し苦労だったと思えるようにやっていけたらと思っています。 50歳代男性
お一人、お一人とは、お話しすることもできたのですが、いざ、皆さんの前で自己紹介となると、固くなってしまい、上手くまとめてお話しすることができませんでした。日頃接する機会の少なかった、“元気な高齢者”の方、“脳卒中の障害者”の方と、お話をすることができたのは、貴重な経験でした。視野が少し広がった感じがして、今回、参加することができて、良かったと思います。 30歳代男性 思ったより人が多く、しかも年齢層が幅広くて、びっくりした。
色々な人と交流できそうで嬉しい。 
20歳代女性
自己紹介の時は、かなり緊張して、訳の分からないことを言ってしまい、後から落ち込みました。こういう事の回数を重ねて慣れていかないといけないと思いました。次の機会にはこういう事のないようにしたいです。 30歳代男性
【ジョブコーチの感想】
若者の苦しみ、障害者の方の努力が今日の姿であり、感心しました。今後とも、仲良く、楽しく、交流していきたいと思っています。健常に感謝し笑顔でいきたいです。 60歳代男性 ニート若者は、とても穏やかな人たちでした。若い彼等には本当に自信を持って生きていって欲しいと思いました。 60歳代男性
従来とは異なった方法(ニート、障害者とジョブコーチが二人三脚での活動・・・今迄もこの様なケースがあったのかもしれませんが?)での助成事業に驚きと共に大いなる感銘を受けました。私自身、未知の世界へ挑戦する不安はありますが、懸命に頑張ります 80歳代男性 高齢者は、自分たちを受け入れてくれるかが不安として残ります。 50歳代男性
ビジネスマナーや電子メールの書き方等、実際に直面した時、勉強したことが、実行できるかどうか不安です。
相手の立場を考え、自分なりに精一杯行い、友達を作りたいと思います。 
60歳代女性

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